平筆は、どんな形を描くのに向いてるの?

平筆は、どんな形を描くのに向いてるの?
平筆の使い方

こんにちは、みつまたアートを運営している画家のサンです。

これからアナログで絵を描きたい方に向けて、
基本的な絵の知識をシェアしたいと思います。

今回は、「平筆は、どんな形を描くのに向いてるの?」です。

絵を描くときの筆の使い分け、なんとなく使っていませんか」?

「この筆で描いてみるかな。」
「なんか描きづらいけど、、筆を変えるの面倒だ」
「筆選び、間違えたみたいだけど、面倒だしこれで描こう。」

そう思うと思います。

その結果、やっぱり描きづらくて描き直したり、

仕上がりがイマイチになったりしてしまうと、落ち込みますよね。

そんな筆選びに失敗しないために、ここでは平筆がどんな形を描くのに向くのか
お伝えします。

目次

サクッと動画で知りたい方はこちらから(1分)

平筆ってどんな筆

平筆は、どんな形を描くのに向いてるの?
平筆の使い方

このように、毛先が平らで真っ直ぐな四角形をしているのが平筆です。
初めて絵の具で絵を描くときに、必ず揃えておきたい筆です。

形は刷毛に似ています。
画材屋さんに行くと、サイズ展開、毛の種類、毛の硬さや柔らかさ、毛の長さに至るまで、
バラエティ豊富な平筆があります。

平筆を使うと描きやすい形

四角形

平筆は、どんな形を描くのに向いてるの?
平筆の使い方

角のシャープな形が筆の形にピッタリと合わせられるので、
描きやすいです。
また、四角形の面を塗る時も、平筆の腹を使うと手早く塗れます。

多角形

平筆は、どんな形を描くのに向いてるの?
平筆の使い方

多角形も平筆で描くのがやりやすいです。
特に、角の大きいタイプの多角形は筆が合わせやすいので、平筆が便利ですね。

平筆は、どんな形を描くのに向いてるの?
平筆の使い方

ブロックのような形も、角やエッジが取りやすいので、平筆で描くと良いでしょう。

これらの応用で、建物、工業製品などシャープな印象のものを描くときは、

平筆が使いやすいです。

広い面を塗る(均一に、グラデーションに)

平筆は、どんな形を描くのに向いてるの?
平筆の使い方

空など広い面や、グラデーションを引くときに平筆を使います。
一気に広い面を早く均一に塗れますし、その応用でグラデーションも描きやすいです。

線形(線を引く)

平筆は、どんな形を描くのに向いてるの?
平筆の使い方

平筆を少し立てると、線を引くことができます。

太さに緩急もつけられるので、

色々な表現に使えると思います。

結論


平筆は四角などシャープな形と広い面を描くのに向いてる。

さて平筆について知っていただけたかなと思います。

ぜひ制作に活用してくださいね。

ではまた

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この記事を書いた人

サンのアバター サン 画家

画家。(アクリル画。モチーフは主に植物と風景)ギャラリー様や百貨店様での展示販売、ネット通販、レンタルなど。
台湾でアーティストインレジデンスに参加。
高槻阪急(百貨店様)にて個展。
UNKNOWN ASIA2022でレビュワー賞受賞。

みつまたアートでは、これまで得た経験と技術で、絵が描きたい方、上手くなりたい方に向けてアクリル絵の具による花や風景の描き方を教えている。

絵と花と風景と、豆と野菜が好き。脂質とホラーと寒いのが苦手。

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