風景画で使える構図4選

こんにちは。画家のサンです。

「風景画ってどう描いたらいいのかなぁ」

「構図はどうしたらいいのか分からないなぁ」

と風景画を描きたいけれど、

構図がわからなくて悩んだことはありませんか?

そこで今回は、「風景画で使える構図4選」をご紹介します。

ぜひこの記事を最後まで読んで、活用してくださいね。

目次

動画で学びたい方は、こちらからご覧ください↓

風景画で使える構図4選

1 囲みタイプ

このように画面をぐるりと囲んだような構図です。

全部囲んだり、一部を囲んだりします。

よく使われるのは、壁、トンネル、建物、植物、家具小物類などです。

囲むことで、安心感や落ち着き感が得られやすい構図ですね。

例えばこんな絵です。

壁がぐるりと庭を囲んでいます。

落ち着いた感じや、包まれる安心感がありますね。

こちらは、建物で両サイドを囲んでいます。

こじんまりした街の感じや安定感があります。

2 パースタイプ

消失点を決めて、パースの技術を使って空間を組み立てます。

パースは、理屈がしっかりしてるので、形がとりやすいですね。

私もよく使っています。

例えばこんな絵

パースの線がはっきりしていますね。

奥行きがわかりやすいので、見やすい画面になります。

こちらの絵も。

パースを使って描くと、奥行きを作りやすいですよ。

3 ジグザグタイプ

下から上に向かってジグザグに奥行きを作ります。

昔の日本画でよく使われている構図です。

下にある方が手前、上に行くほど遠くなる。という構図です。

例えばこんな絵

道がジグザグになっていますね。

下から上へと遠近が表現してあります。

こちらは山がジグザグになっています。

下が手前、上に行くほど遠くの山になります。

4 カーブタイプ

カーブタイプは、このようにカーブしながら奥行きを作っていく構図です。

川や道などがこのタイプと相性がいいです。

例えばこんな絵

川がカーブしながら奥へと続いていきます。

こちらは、オーロラです。

オーロラがカーブしながら遠くまで続いていますね。

このようにカーブさせると、動きのある風景で奥行きが作れます。

オーロラは、雲でも応用できます。

さて風景画で使える構図、いかがでしたでしょうか

この構図を活用すれば、色々な風景を描けると思います。

あなたの描きたい絵にぜひ活用してみてくださいね。

何か疑問や質問、お悩みなどありましたら、メールをお送りください。

ではまた。

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この記事を書いた人

サンのアバター サン 画家

画家。(アクリル画。モチーフは主に植物と風景)ギャラリー様や百貨店様での展示販売、ネット通販、レンタルなど。
台湾でアーティストインレジデンスに参加。
高槻阪急(百貨店様)にて個展。
UNKNOWN ASIA2022でレビュワー賞受賞。

みつまたアートでは、これまで得た経験と技術で、絵が描きたい方、上手くなりたい方に向けてアクリル絵の具による花や風景の描き方を教えている。

絵と花と風景と、豆と野菜が好き。脂質とホラーと寒いのが苦手。

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