こんにちは、画家のサンです。
これからアナログで絵を描きたい方に向けて、
基本的な絵の知識をシェアしたいと思います。
今回は、「デッサン用鉛筆の削り方」です。
あなたはデッサンをしたことがありますか?
絵が上手くなるためには、デッサンをやるといいと言われています。
(私も5年ほどデッサン教室に通ったことで画力が上がりました)
「デッサン教室に行かなきゃな。」
「家で気軽に始められないかな」
「とりあえず何か、家にあるもので描いてみようかな」
「ところで、デッサンの鉛筆ってどうやって削るの?」
と思うと思います。
そこでデッサン用鉛筆の削り方をお伝えします。
サクッと動画で知りたい方はこちらから(1分ほどあります。)
準備するもの
鉛筆(ユニ、ハイユニ、ステッドラーなどがおすすめ)
カッターナイフ(画像は30度カッターですが普通のもので大丈夫です)
敷くもの(チラシや新聞など)
どのくらい削るか?
芯は1.5センチくらい。全体の長さが3.5〜4センチくらい削ります。
(文字を書く時の鉛筆よりも尖らせます)
かなりとんがってますよね。
文字を書くときよりもかなり!
デッサンでは、鉛筆を寝かせて描いたり、立てて描いたりするので、
このくらい長く尖らせる必要があります!
削り方
1 先っぽの芯を削る
いきなり全体を削るのではなく、まずは先っぽから削ります。
まず芯を削って尖らせましょう。
削る時は、カッターナイフを動かすのではなく、鉛筆を動かします。
カッターナイフに親指を当てて、鉛筆を動かして少しずつ削ります。
2 軸を1センチほど削る
芯を尖らせたら、次は軸を1センチほど削ります。(動画では“柄”と言ってますが、“軸”が正しい名称です)
いきなり全体を削るのではなく、少しずつ削っていきます。
まずは軸を1センチほど削っていきます。
ここでもカッターナイフを動かさず、軸を動かして削ります。
いきなり全体を削ると、
削りすぎたり、折れたり、芯と軸の境目に段差ができて
失敗しやすいので少しずつ削るのがコツです。
特にやわらかいB〜6Bの鉛筆は折れやすいので注意です。
3 芯と軸が段差なく続く様に、残りを削る
1センチほど軸を削ったら、全体の長さが3.5〜4センチくらいになるように、
さらに削っていきます。
この時、芯と軸が段差なく滑らかに続くように削ります。
ここすごく大事です!
芯と軸とに段差があると、鉛筆を寝かせた時にとても描きにくいです。
ただでさえ修行のようなデッサンなのに、、さらに描きにくいなんて、ストレスを感じてしまいます。
快適に描けるように、段差ができないように削っていきましょう。
4 表面を滑らかにする。
芯と軸の表面のボコボコを滑らかにするように削っていきます。仕上げですね。
もしボコボコしていると、これも鉛筆を寝かせた時に引っかかって描きにくいです。
ボコボコさせない方が描きやすく、デッサンに集中して取り組めますので、滑らかに削っていきましょう。
5 完成
お疲れ様でした!
鉛筆が削れたら、デッサンをやってみましょう。
千里の道も一歩から。あなたのペースで前に進みましょう。
きっと上達します。
ではまた