こんにちは。画家のサンです。
このブログでは、これからアクリル絵の具で絵を描きたい方に向けて
絵の描き方などのお役立ち情報をご紹介します。
今回は、「ピカピカ、シャープな金属の描き方」をご紹介します。
金属らしく見せるにはコツがあります。
描き方がわかれば、あなたの絵に使うことができます。
金属が描けるようになると、
表現の幅も広がり、絵の説得力も上がります。
あなたの絵がグッとレベルアップするはずです。
ぜひ金属の描き方を学んで、活用してください。
サクッと知りたい方はショート動画でご覧ください。こちらから↓
ピカピカ、シャープな金属の描き方(蛇口)
1 あらかじめ下書きをしてから、全体的に色をのせます。
絵の具は、チタニウムホワイト(白)と、マースブラック(黒)の2色のみで描いています。
下書きをしたら(形をとったら)グレーをのせていきます。
のせる色は中間色がおすすめです。
下書きの線を消しすぎないように注意してください。
2 暗いところを描く
暗いところから描いていきます。
一番暗いなと思うところは、暗いグレーではなく、真っ黒にしましょう。
しっかりと暗くすることで、ハイライトを入れた時にピカっと光って見えるようになります。
3 細かく明暗を描く
暗いところをおおよそ描いたら、
細かく明暗を見て描いていきます。
暗いところと比較して、
「どのくらい明るいかな?暗いかな?」と見比べながら
描いてみてください。
4 ハイライトを描く
細かく明暗を描いたら、ハイライトを入れていきます。
金属を描く中で、いちばん楽しい作業になります。
一番明るいところは、黒を混ぜずに真っ白にします。
エッジはぼかさずくっきりと描きます。
くっきりと明暗が分かれていることで、シャープな印象になりますし、
ピカッと光って見えます。
5 下書きの線を消して、完成
さて全体を見て、気になるところがあれば描き足します。
下書きの鉛筆の線が残っていたら、消します。
そして完成です。
お疲れ様でした。
さて金属の描き方のコツ、学べましたでしょうか?
暗いところはしっかり暗く、明るいところはしっかり明るくする。
エッジはぼかさずにくっきりとさせる。
このことを意識して、描いてみてくださいね。
ではまた。