こんにちは 画家のサンです。
楽しく絵を描いていますか?
私は早朝に起きて、コツコツと描いています。
家事に仕事に忙しい日々でも、
少しの時間でも制作を続けることで、
速く描けなくても確実に一歩一歩前進できます。
絵もコツコツと描くことで、きちんと完成します。
自分に合った制作リズムを作ると、
「なかなか描けない」から脱出できますよ〜。
さて、
ひとりで絵を描いていると、
「どんな色にしようかな〜」
「色選びが難しいな」
と悩むことも多いと思います。
なので、色の基本知識を知って
色選びの時に思い出すと、
イメージにあった色を選ぶことができます。
そこで、、、
今回は、色彩のキホン!「暖色」と「寒色」とは?使い分けは?
です。
「暖色」「寒色」
という言葉は聞いたことがあると思います。
暖色は赤系(赤、ピンク、オレンジ、黄色など)
寒色は青系(青、青緑、青紫など)
と、色の想像もつきますね。
「暖色」とは?
暖色は、暖かいイメージやものごとを感じさせます。
例えば、焚き火の炎の色、明るい日差し、湯気の立つスープの色など。
暖色は暖かいイメージだけでなく、
人の目を注目させる力もあります。
「膨張色」と言って、大きく見える色です。
特に鮮やかな赤やピンクは、刺激が強い色です。
鮮やかな暖色
鮮やかな赤やピンクは、
気持ちを高ぶらせたり、興奮させたりする効果があります。
お店のセールのチラシやポップ、スポーツの試合で、
鮮やかな刺激の強い色が使われていますね。
この色を使うことで、
興奮、闘争心、神経を昂らせるといった効果を利用しています。
暖色の中でも刺激の強い熱い色です。
絵を描いていく中で、
熱量を感じさせたい
熱いイメージがある
刺激を与えたい
といった場合は、
この鮮やかな赤、ピンク、オレンジなどを使ってみると
イメージにあった配色で、効果が得られるかと思います。
パステルトーンの暖色
パステルトーンの暖色だと優しくあたたかみのあるイメージになります。
例えば、淡いピンク、淡いオレンジ色などです。
穏やかで優しい、弱った心に少しずつ元気をくれるような表現ができます。
暖色でも鮮やかな色とパステルトーンでは受ける印象が変わるので、
それぞれ絵のイメージに合わせて使い分けてみてください。
「寒色」とは?
「寒色」は、
冷たさを感じさせます。
例えば、氷、雪、ガラスなど硬く光沢のあるもの、海など。
寒色は、冷たい、寒いイメージだけでなく、
引き締まって見える効果があります。
「収縮色」と言って、小さく、遠くにあるように見える色です。
赤より青の方が、同じ大きさに塗っていても、小さく、遠くに感じます。
また、引き締まって見えるので、シャープな印象も与えますから、
かっこいい、現代的、ミニマム、なイメージにも合います。
絵のイメージがこれらに当てはまるなら、
色を寒色で整えると
よりイメージが伝わりやすくなるでしょう。
パステルトーンの「寒色」
寒色のパステルトーンは、
「冷たい、寒い」というよりも
「涼しい」「静けさ」というイメージが強まります。
寒色は、色彩心理的には、鎮静効果の高い色です。
癒し
静けさ
休息
治癒
鎮静
というイメージで絵を描きたい場合は、
寒色のパステルトーンで配色を整えると
よりイメージが伝わりやすくなります。
活用してみてください。
さて、「暖色」と「寒色」の違い、
それぞれの特徴、効果、使い分けなど
わかったかと思います。
寒色と暖色の違いを知って、
使い分けることで、
自分の描きたい絵のイメージにあった
色を選べるようになりますので、
ぜひ
この知識を活用して
絵を描いてみてください。
一人で絵を描いていると、悩むことも出てくると思います。
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