こんにちは 画家のサンです。
実りの秋、美味しいものをいろいろ描きたくなりますね。
ハロウィンでお馴染み、かぼちゃが今回のモチーフです
「かぼちゃの形ってどうなってるの?」
「かぼちゃを描くコツは?」
「形の特徴を掴みたい」
と思うかなと思います。
そこで今回は、「秋の実り、かぼちゃの描き方」をご紹介します。
形や色の違うかぼちゃと、紅葉、小さなどんぐりがあります。
紅葉が風に舞っていて、温かみのある明るい絵になっています。
記事の下には、「かぼちゃの形の特徴」もありますので、
ぜひ最後まで読んで、
動画も活用して
真似して描いてみてください。
「秋の実り、かぼちゃの描き方」
使用した絵の具
バットオレンジ
カドミウムイエローミディアム
ジェンキンスグリーン
チタニウムホワイト
バーントシエナ
ナフソールレッドライト
1 下書きをして、大まかな明暗を描く
あらかじめ下書きをして、全体的に色をのせます。
このとき、光の方向を決めておきます。
そして、大まかな色と明暗を描いていきます。
それぞれのかぼちゃの色を大体2〜3色でざっくりと塗り分けます。
2 細かく明暗を描く
全体的に色をのせたら、
次に、細かく明暗を描きます。
光の方向を意識して、影を入れていきます。
明暗を描くことで、かぼちゃの丸みと窪みの形が
はっきりしていきます。
明暗を描くときは、影の色を先に決めておくと、
明るいところから暗いところまでの間がどれくらいの幅があるのかが
決まるので、明暗が描きやすくなります。
オレンジ色のかぼちゃが描けたら、手前の黄色のかぼちゃを描きます。
黄色のかぼちゃの影は、
カドミウムイエローミディアム、バットオレンジ、ジェンキンスグリーン、チタニウムホワイト を混色したもの、
または、イエローオーカーにバーントシエナ混色したものを活用してもいいです。
そして、緑のかぼちゃの明暗も描いていきます。
明暗を先に描いてから、柄を描きます。
柄は、瓢箪のような形に沿うように描きます。
このとき、柄の色の濃さを先に描いた明暗に合うように描くのが
コツです。
かぼちゃが描けたら、ヘタも描いておきます。
ヘタは、かぼちゃの形の中心軸にあるので、ずれないように注意します。
茎の部分は、少し捻ったような形にするとかぼちゃらしくなります。
3 落ち葉とかぼちゃの影を描く
次に、落ち葉とかぼちゃの影を描きます。
光の方向を意識して、かぼちゃの影がわかるように落ち葉を描きます。
落ち葉は、茶色くなりがちですが、
赤や黄色を差し色で入れておくと、明るく生き生きとした印象になります。
4 背景、紅葉を描く
次に、背景と紅葉を描きます。
紅葉は風に舞っているので、くっきり描かずに
さっと流れるように描きます。
5 どんぐりを描く
どんぐりも描いておきます。
どんぐりはなくても良いですが、遊び心で描きました。
どんぐりは、ツヤがあるのが特徴なのでツヤがわかるように描きます。
6 仕上げて、完成
全体的に仕上げていきます。
気になるところやハイライトなどを描いて、完成です。
お疲れ様でした。
かぼちゃの描き方はわかりましたでしょうか。
光の方向を意識して明暗を描くことで、かぼちゃの形が現れてきます。
かぼちゃの形の特徴
かぼちゃの形は、バラエティが豊富なので、
縦長にしてみたり、色を変えてみたり、
柄を変えたり、でこぼこを作ったり、
溝の深さを変えてみたりするなど、
形、色、大きさ、柄を変えることで、
アレンジもいろいろできます。
ぜひ何度も動画を見て、
記事も参考にしながら
あなただけのかぼちゃを描いてみてください。
何かわからないことがありましたら、相談してください。
それではまた次回
それまで楽しんで描いてくださいね。