こんにちは。画家のサンです。
このブログでは、これからアクリル絵の具で絵を描きたい方に向けて
絵の描き方などのお役立ち情報をお伝えします。
今回は、「花びらが舞う桜の描き方」をご紹介します。
描き方
1空と木を描く
ここでは下書きを少しアタリ程度に描いています。その後、空の色を全面に塗ります。
この時、下書きがほんのりわかるようにしています。下書きの線を頼りに木を描きます。
木の幹は、濃いめの色が桜の木らしくなります。
木肌のごつごつのシルエットを感じられるように描いてください。
2花のアタリを描く
枝が描けたら、花をかたまりで捉えて、白でアタリを描きます。花の位置を決めていきます。
この絵では、桜を見上げている状態の絵なのでその位置関係も考慮に入れて描きます。
(手前に枝が見えて、その向こうに花がある。という位置関係です。)
3ピンク色で花を描く
アタリを取ったら、ピンク色で花を描いていきます。花はかたまりで捉えて描いてください。
4花の影、花の明るいところを描く
光の方向を意識して、花の影を描いていきます。(ここでは右上から左下に向かう光です)
花の影の色は赤っぽい色や紫っぽい色、オレンジがかる色(この場合は花はピンクより白っぽくします)などを使います。
光が当たるところも明るくしていきます。
5舞う花びらを描く
舞う花びらをザッとしたシルエットで描きます。(遠近を表現するように)
6完成
絵から少し離れて、全体を見てみます。そして気になったところがあれば描き足してください。
そして、完成です!
お疲れ様でした。
描くときのポイント
木は暗い色を使う、ごつごつした木肌のシルエットにする
花びらをかたまりで捉える
光の方向を意識して花びらの光と影を描く
さてあなたも春らしい桜を描いてみてくださいね。
それでは