こんにちは。画家のサンです。
このブログでは、これからアクリル絵の具で絵を描きたい方に向けて
絵の描き方などのお役立ち情報を掲載します。
今回は、「ずっと眺めていたい夕日の描き方」をご紹介します。
サクッと知りたい方はショート動画でご覧ください。こちらから↓
描き方
1水平線を引いて、空を描く
水平線の上にある一番明るい光源から描いていきます。
白、黄、オレンジ、暗めの青と空の色を変化させて描いていきます。
この時、オレンジ色や黄色は綺麗な色で描くと眩い光を表現できます。
2水面の映り込みを描く
水平線の下側、水面の写り込みを描きます。
こちらも光源から描きます。
この時、スッと一本の道(光の道)ができるように光をまっすぐ下に下ろして、その周りを黄、オレンジで描きます。
手前(紙の下部)に行くほど青くしていきます。
3波を描く
波は、手前(紙の下部)の幅を広く、奥(水平線に近くなる)へ行くほど感覚を狭くしていきます。
これで風景の遠近を表現できます。光の道にも波が被さるように描きます。
4対岸のシルエットを描く
水平線の上に対岸をシルエットで描きます。
この影になったシルエットが入ることで、夕日とのコントラストが生まれて、光源がより輝いて見えます。
しっかり暗くしましょう。
5光の反射を描く
光源の映り込み(光の道)の延長線に反射する光の粒を描きます。
6完成
絵から少し離れて、全体を見てみます。そして気になったところがあれば描き足してください。
そして、完成です!
お疲れ様でした。
描くときのポイント
空のグラデーションはだんだん暗い青に。
光源は真っ白にすること。対岸のシルエットは暗くする。
波の感覚は、手前に行くほど幅を広くする(遠近を表現)
さてあなたも心ときめくような眺めていたい夕日の風景を描いてみてくださいね
それでは!