こんにちは。画家のサンです。
このブログでは、これからアクリル絵の具で絵を描きたい方に向けて
絵の描き方などのお役立ち情報を掲載します。
今回は、「青と白だけで描ける、霧の水辺の風景の描き方」をご紹介します。
使う絵の具は2つだけ。青と白のみです。
色の濃淡だけで水墨画のような風情のある風景を描くことができます。
濃淡だけで描くので、光と影のコントラストの技術を上げるのにも役立ちます。
(配色や彩度を考えなくていいので、光と影だけに意識を集中させられるからです。)
さてここでは、こちらの2色の絵の具を使用しています。
プルシャンブルーと、チタニウムホワイトです。
青と白だけで描ける、霧の水辺の風景の描き方
1水平線をとって山のシルエットを描く
水平線を設定して、山のシルエットを描きます。
この時、遠くにある山を薄く、手前にある山を濃いめにします。
シルエットはぼかしながら描くので、山を描きつつ空も描いていきます。
2船を描く
船と人のシルエットを描きます。濃い色で描くのがポイントです。
3霧を描く
霧のモヤを濃淡で描いていきます。山の下の部分、
境界線のところにふわふわした霧を描きます。
4仕上げて完成
この絵は全体的にぼやけた絵になるので、色のコントラストにメリハリをつけて、完成です。
お疲れ様でした。
描くときのポイント
色の濃いところと薄いところのメリハリをつける
山などのシルエットはぼかす
船と人は濃い色で描く
さてあなたも絵の具2本だけで、霧の風景を描いてみてください。
それでは