こんにちは 画家のサンです。
秋のになると真っ赤に染まる紅葉が美しいですね。
色とりどりの葉っぱを見ているのも
楽しいです。
描きたくなるモチーフですね。
そして
「紅葉の特徴は?」
「自由自在にアレンジして描くには?」
「自分の絵で紅葉を描きたい」
と思うかなと思います。
そこで今回は、「アレンジ自在!紅葉の描き方」をご紹介します。
秋らしいモチーフの紅葉をアレンジ自在に描けるようになれる
描き方です。
色や角度をお好きに変えてオリジナルのもみじが描けるようになります。
ぜひ最後まで読んで、
動画も活用して
真似して描いてみてください。
アレンジ自在!紅葉の描き方
使用した絵の具
ディアリライトイエロー
バットオレンジ
ナフソールレッドライト
カドミウムレッドダーク
レッドオキサイド
ミドルグリーン
紙
ヴィファール、細目
1 基本の紅葉 形のガイドとなる葉脈を描く
まずは基本の形である正面から見た紅葉です。
形のガイドとなる葉脈を描きます。
この葉脈の線で、葉っぱの形が決まっていきますので、
この線は紅葉の形にとってとても大事な線になります。
まずは一本の線を引きます。これは紅葉の中心線です。
次に、この線に対して十字になるように線を描きます。
このとき、真っ直ぐにせず少し弓なりにしておくと、
紅葉らしい自然な形になります。
この十字の線の角度や長さを変えると、葉っぱの角度も変わります。
ここでは、真正面の紅葉なのでほぼ90度で同じ長さで描きます。
次に、中心線と十字の線の間に斜めの線を入れます
また、斜めの線と十字の線の交点からさらに2本の短い線を描きます。
紅葉は5〜7枚の葉っぱがあるですが、この斜めの線と短い線もその葉っぱの葉脈です。
これで紅葉の骨組みがかけました。
2 基本の紅葉 葉っぱを肉付けする
葉っぱは、先端から十字の交点に向かって少し膨らむような形で描きます。
この葉っぱの形がそれぞれくっつくことで、紅葉の全体の形を作っています。
このとき、葉っぱの膨らみは細めに描いておきます。
あとで紅葉らしくギザギザを入れるので、そのときに太くなります。
ですので、
ここでは細めに描いておいてください。
さて葉っぱの形が描けたら、
3 基本の紅葉 色づけをする
紅葉らしい黄色〜赤への色の変化を描きます。
紅葉は葉っぱの先端から赤く染まり、オレンジ色、黄色、緑と色のグラデーションが変わっていきます。
この色の変化で描くと、紅葉らしい色付けになります。
この色の割合や色分けの範囲はアレンジができるので、あなたのオリジナルで描いてみてください。
黄色っぽくしたり、赤っぽくしたり、描きたい紅葉のイメージに合わせて
色分けをしてみてください。
また、葉っぱのギザギザも書いていきます。
筆の先端を使って、ギザギザとした葉っぱの切れ込みを描きます。
あまり細かくしすぎないのがコツです。
紅葉の質感も描いておきます。
かなり紅葉らしくなってきたかと思います。
4 基本の紅葉 葉脈を描く
葉っぱより少し濃いめの色で、描いていきます。
最初にガイドとして葉脈を描いているので、
それをなぞったり、思い出してもう一度書いてください。
はいそれではこれで、紅葉の基本の形が描けました。
この基本の形をアレンジすることで、
葉っぱの向きや角度、色を自在に変えた紅葉を描くことができます。
応用 横から見た紅葉を描く
角度を変えて、横から見た紅葉を描きます
中心線となる葉脈を書いて、
他のガイドの線も描きます。
十字の線は、片方だけ見えるので1本のみで横から見ると短く見えるので、短く描きます。
斜めの線は、十字の線に比べて長く見えるので、こちらは長めに、そして角度は小さくして描きます。
このガイドの線は見える部分だけ描きます。
このガイドの線の入れ方は、実際に葉っぱを見るか、
想像力を膨らませる、模型を作る、資料を探す
などしながら描いてみてください。
そしてその線を元に葉っぱを肉付け、
色付け、ギザギザを書いて、
見える部分だけ葉脈を描いたら、
横から見た紅葉が現れました。
6 応用 くるんと曲がった紅葉の描き方
葉脈の中心線をカーブさせます。
十字のガイドを描きます。
カーブしている形に合わせて他の線も描きます。
葉っぱを肉付けします。
色付けをして、ギザギザを描くと、
曲がった紅葉が描けます。
いかがでしたでしょうか。
紅葉の描き方はわかりましたでしょうか?
形の特徴と描き方がわかると、
アレンジが自由自在に描けるようになれますので、
ぜひ会得して、
あなたのオリジナルの紅葉を
書いてみて下さい。
何かわからないことがありましたら
お気軽のご相談ください。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。
最後までお読みくださりありがとうございました。